【イダイトウ単体記事】Last Respects

 

・はじめに

こんにちは、ほいみんです。
今回はS11から使い続けているイダイトウを言語化していきたいと考えた為記事を書いていきたいと思います。

イダイトウを採用したい方、また対策したい方の一助になればとおもいます。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

↑サムネ用おはかまいり

 

・前提として

自分はS11,13,14,15と襷イダイトウを使い続け、いずれも2100に到達し2桁も複数回獲得できた為、本記事は襷イダイトウ使いしての意見を主軸として記していきます。
その上で自分からみる他の型のイダイトウの考察、他の型の使用者の視点を織り交ぜ本記事にまとめていきたいと思います。

ちなみに、本記事の本質は  ・選出についてとなってます。

 

・持ち物について

前述のした通り、自分は襷イダイトウを軸として使っていました。

襷の利点
1.努力値をASに躊躇いなく振ることができる点

→意地ASでS実数値130まで振ることが出来るため、耐久に振っているポケモンは2発、耐久に薄いポケモンは1発(+アクアジェット)で縛ることができます。

2.ステロを撒かれなければ確実な行動保証が出来る点

但し、ステロは撒かれやすいポケモンであることを念頭に構築を組む、選出を考える必要がある。

3.後述するが選出出来る範囲がかなり増える点(どのイダイトウよりも選出できる範囲が広い)

自分はイダイトウやトドロクツキにも投げていた。イバンイダイトウ使いの方はまずトドロクツキには投げられないと言っていた為、明確な差別化と言えるだろう。

 

4.イダイトウミラーにおいて机上論最強な点

イバンや粉、こだわりに対しても襷さえ残っていれば基本的に対面で負けることはない。

 

襷の欠点
1.ステロを撒かれた際行動保証も無い
2.行動保証が潰れた際、耐久も心無い

イダイトウというポケモン自体がステルスロックを誘いやすい点含めると襷以外の持ち物の選択をするのも理解ができる。

 

現在時点(S15終了時点)での持ち物ランキングは
1位 イバンの実 38.8% 
2位 気合いの襷 17.6%
3位 いのちのたま 15.4% (恐らくすいすい)
4位 こだわりスカーフ 11.6%

ここ数シーズンはイバンイダイトウ構築の流行がある。その上でイダイトウミラーにおける最強として自分自身、襷イダイトウを採用し続けていた部分が有った。(前述のとおり)

 

 

※追記

○イバンのみ (マリーさんよりご意見をいただきました)

 

イバンのみの利点

イバンのみでは襷と違いこらえる択というものが存在する。

 

・こらえてから引くという立ち回りができることで強力すぎる先制技としておはかまいりを打つことが出来る。

・耐久に振っている部分があるので襷よりも固くパオジアンの不意打ちなどは耐えることが出来る。(砕くやテラバはひんしになる)

・ステロが痛くない(最重要)

→眼鏡サフゴやイーユイ、オーガポンなどは襷でも勝てるが襷でなくても前述のポケモンにはこらえるイバンで勝つことができる為、襷にはできない勝ち筋となる。

 

 

 

イバンの実の欠点

・こらえる読みされると行動保証がない(択になる)

・はたきおとすに極端に弱い。

・相手のイダイトウに弱い。

 

 

 

 

○ひかりのこな (ムーさんよりご意見をいただきました)

粉はカスという意見は置いておいて

粉の前提として電磁波+で採用することとなる

 

ひかりのこなの利点

・先制技+抜群先制技などを確率や身代わりの試行回数を用いて勝ちにつなげることが出来る可能性がある。

・身代わりを自然に採用出来る

→不意や迅雷択に加え、変な変化技に対しても回答になりえる

・ステロが痛くない

・対パオジアンに対しての勝率は上がる

・相手から見えない勝ち筋である

・無限の可能性を秘めている

 

ひかりのこなの欠点

・根本的に電磁波の前提がないと確率的に不利である。

→加えて選出も固定化されがち

・身代わりなどで体力を無駄に削った後、連続技で縛られやすい

・襷だったら...みたいな場面はしっかりと存在し後悔する

 

 

その他アイテム別で少し個人的見解を書いておきます。(追記)

とつげきチョッキ

根本的に奇襲性能はより上がるアイテムだと思う。

想定されるのは対ガチグマ性能の向上だったりステロやすこし削られた後のサフゴやカミのシャドーボールを耐えて切り返すことが出来る点は優秀であると考えられる。

ミラーを切るのであればSを削り耐久にかなり振ることが出来るためカスタマイズ性能が上がる。(襷枠などが空く点に関しては襷イタイドウ以外と同義)

トリルイダイトウとしての採用余地はあるのかなぁと。

 

こだわりスカーフ

最後に出てくるだろうという想定を覆せるボケモンではあるものの先発で出すと持ち物割れが激しい部分がある他、陽気で採用しないと抜けない範囲が広すぎるため火力面にも問題が生じると考えられる。

後発スカーフイダイトウはオーガポンやブエナでないカミ、パオジアンなどの上から動いて想定外で一体持って行く性能はあると思う。バレていなければ強いかも知れないがS自体がそこまで早いポケモンでは無いため難しいところでもあると思う。

 

・性格について


陽気イダイトウを使っている奴は馬鹿である。という考えの元、意地を使い続けているが陽気イダイトウのメリットとして襷イダイトウミラーに有利になる点が挙げられるがそれによって起こる確定数のズレによって取れなくなる範囲がかなり多いと考えられる。基本的に振り切り。

トリルイダイトウなどはSに下降補正をかける場合は勿論あるとおもう。

開拓しだいでは新たな型が生まれるかもしれない。

 

・技構成について

墓参り、アクアジェットを確定枠としてウェブタorアクアブレイクの選択。
@1に型によっての技採用となる。
イダイトウでは高速移動を採用しているが、イバンイダイトウではこらえる

粉なら身代わり。ほぼ完結している寄り。

 

ウェーブタックル/アクアブレイク 採用問題。

ウェブタは火力が高く、アクアブレイクは襷を残すことが出来る。

自分は火力を取りウェブタを採用しているが明確な利点としてはH振りのガチグマ程度であれば確定(105.4%~)を取れる点などは明確な差別化といえる。

 

自分の中の考えとして襷イダイトウでウェブタを打たなければいけない場面というのは

①相手がノーマルタイプ

②相手がラス1でウェーブタックルのほうが通っている場面

の2点であり、それ以外の場面でウェブタを打たなければいけない場面展開を作ってしまうのは立ち回りとして△であると考えられるため基本的にはウェブタ採用でいいと思っている。

 

また、襷イダイトウ以外に関しては反動を気にする必要が襷に比べて低いためより採用はウェブタの方が優先度が上だと考えられる。

 

テラバーストについては後述の・テラスタイプについて で触れる

 

・テラスタイプについて

まず、てきおうりょく×ステラテラスはてきおうりょくが無効化される故、なし。

基本軸は一致の水かゴーストで良いと思う。がたいした火力上昇は見込めない。

イバンなどは悪ウーラに勝つためにフェアリーが主流となっている。

もしかしたら襷もフェアリーなどでいいのかもしれない。

 

→言えることとして襷イダイトウはテラスを切らない方が強い(他で切った方が強い)

 

※追記 テラスタルをするとてきおうりょく補正がなくなりその他一致技威力が下がる点がテラスを切りたくない部分として大いに関わってくる。

ラス1に出てきた悪ウーラに対して妖テラバーストを打つことが出来て拾うためにテラスを試合全体で残す立ち回りを行うよりも、テラスを他に自由に使えて、高速移動を採用することで拾える試合を増やした方がいいと考える。

 

・選出について

全体的にみると

基本的に自分は"襷イダイトウは9割の構築に出せる"と考えている。
一般的な考えとしてトドロクツキやチオンジェンには出せないだろうという考えがメジャーだと思うが、9世代のシステム上"タイプ相性だけでは出せないということは無い"ということである。テラスを切らせることで選出画面で見えない一貫の作りが可能という点がイダイトウの強さと言える。

また比較としてイバンイダイトウではタケルライコやトドロクツキに対しては露骨に選出を渋る傾向にあるという意見をもらった。

単体について

まずはキャラランクから


Sランク1体だけで選出を渋るレベル。

S~Bで2~3体構築にいるとイダイトウの選出をかなり渋っている。

キャラランクに記載されていないポケモンに関しては基本的に通すことが出来ると考えている。

※C以下では選出は出来るもののテンポを取られる可能性があるものを明記している

※Eではウーラオスを乗せているが型判別が出来て居ない状態で、イダイトウの選出を渋る必要はないと考えているため、初回はほぼ必ず出すことが出来る。

 

それぞれの個体に関しての考えは以下。

Sランク

・キョジオーン

墓参り半減+高耐久、塩漬けは1/4入るため基本的に選出をしたくない。

しかしながら相手の構築においてあまりにも飾りであるなどもあるため、必ず出さないという訳ではなく選出択を仕掛けることはある。出されると基本的に勝てないので塩使いの皆さんはくれぐれも投げてこない様によろしくお願い致します。

ポリゴン2

墓参り無効+高耐久のため

ラス1にイダイトウを残すことが容易に想像できる為、残されやすいポケモンである。

火力のある特殊枠を投げることが出来る構築であれば選出出来るかも知れないが、別の選出を持っていた方がおそらく強い。

ミミッキュ

襷イタイドウだと化けの皮を剥ぐだけで対面負けるため。

こいつがいる場合は本当にほとんど出していない。

・ドドゲザン

墓参り半減+不意打ち搭載のため。こいつも単純にきついためほとんど選出をしない。

 

Aランク

トドロクツキ/チオンジェン

先制技はないためテラスさえ切らせれば通すことが出来る為選出を検討する。

ハバタクカミなどと組ませることが出来る構築であれば併せて選出が可能な場面が多い。

 

Bランク

・パオジアン

対面振りであるが択に出来るため選出をする。

襷を盾に殴る必要があるが150お墓参り+アクアジェットやウェーブタックルで縛ることが出来るため基本的には選出ができる。

・Aガチグマ

ウェブタを打たなければならない+お墓参り無効+高耐久の為選出しにくい場面が多いがウェブタが通るパターンor他でガチグマを処理できる処理ルートがある場合、構築単位で裏までイダイトウが通っている場合が多いため基本的に選出が出来る。

・ディンルー

固すぎる+お墓参り半減+ステロを撒いてくるので襷としては出しづらさがある。

しかしディンルーにテラスを切った際は一気にお墓参りが一貫しがちなので選出の余地はある。

 

・立ち回りについて

※追記

 

ラス1 カイリューとイダイトウ対面

前提として基本的にステロを撒いておきたい。

マルスケを潰すのはもちろんのことだがブーツの際の割り切りだったりを行うため。


・相手にテラス権が残っている

ステロが入る場合
→いずれのテラスでも勝ち筋があるためテラス択となる。
基本的にはウェブタでいい場面の方が多いが構築で型を判断したい。

それまでの試合展開で相手の神速が見えていればノーマルテラスであることを加味してウェブタから入ったりする。

→ノマテラアンコの場合相手視点はこっちも択であることが分かっているためノマテラアンコール→勝ち確定の場面を作りたい気持ちになりやすいと考えているため。

 


ステロが入らない(ブーツ)の場合
→基本的にノーマルテラスで相手はテラスタルを切らずにアンコールを選択→テラスのため負けていることがおおい。したがって相手がテラスを切ってくれるプレミ期待でウェーブタックルを押す。

 

 

相手にテラスが残っていない場合

おはかまいりでOK!!

 

メモ程度にスケイルショットカイリューの5発は87.1%~107.6%でスケショ被弾数ガチャも含めて分が良い。

 

・まとめ

今回は自分の中でのイダイトウを文字にしてみた。

今後も自分のため、誰かの為になるような何かの記事を書いていけたらと思う。

殴り書きである部分もあるので記載しきれて居ないこともあると思う。

ので!質問あればリプでも、DMでもお待ちしております!

 

余談

 

記事タイトル Last Respects は、技 おはかまいり の英語名。かっこいい.

 

・special thanks

イバンイダイトウの使用感を語ってくれたマリー

粉イダイトウの使用感を語ってくれたムーさん