【S11最終43位最高最終2133】ディンカミイダイ SVS11【SVシングル】

・はじめに

ご覧頂きありがとうございます。こんにちは、ほいみんです。
今期は久々に結果らしい結果が出たので記事を書こうと思います。
拙い文章ですが読んでいただけると嬉しいです。

 

・並びと結果

 

メインTN ほいみん 最高2070前後最終2001 最終589位
サブTN しぐれうい 最高最終2133 最終43位

 



・構築経緯
①今期はレギュレーションが変わり新たなポケモンが追加された。
その中でも最も警戒しないといけないポケモンを赫月ガチグマと考えアカツキガチグマの回答を考えていたところ瞑想痛み分けブエナカミを思いついたため採用を決定した。
②カミを通す上でステルスロックがあることで見られる範囲がかなり広がると言うことでステロを展開するポケモンを検討した上でステロを撒くのが苦手な自分でも容易に使え手に馴染んでいるステロ吹き飛ばしディンルーを採用しディンルーカミを軸とした。

③早いスイーパー枠がもう一枠欲しかった為スカーフイーユイを採用した。
④今期の顔になっていた対面最強ポケモン候補として赫月ガチグマを採用した。
⑤パンチグローブ水ウーラを採用していたが行動保証と抜き性能が欲しかった為イダイトウ♂に変更した。
⑥元々物理受けで採用していたヘイラッシャの枠を電磁波ゴツメエアスラカイリューに変更した。

上記を経て構築が完成した。

・構築コンセプト
TODが好きでないので頻発しないような構築にする
②初手テラス込みでアドバンテージを取り、場を作り裏で詰める。
③ブエナカミ/ツツミを流してこちらのスカーフ、ブエナで詰める。
④テラスに依存しすぎないアタッカーの採用

・個体紹介

ディンルー@オボンの実 テラ毒 わざわいのうつわ

努力値 腕白H196 A28 B116 D76 S92
実数値(255-134-176-x-110-77)
地震/カタストロフィ/ステロ/吹き飛ばし
調整意図H:奇数  A:B4振りパオジアンの乱数意識 
              B:11n D:余り
              S:Sに振ってない赫月ガチグマ意識

最強の初手要因。相手の構築にステロが刺さっていない場合を除いてほぼ全て初手で投げていたしテラスタルも8割方こいつに切っていた。出てきた相手を見て相手を極力削るのかステロを優先するのか判断するのだが基本的にカタスor地震→ステロを行っていた。
挑発が欲しい場面が多々あったが任せている役割を遂行するにおいてこの技構成で完結していた様に感じる。

Aはパオジアンを意識した。A無振りだとB4振りパオジアンに対して地震のダメージが47.0%~56.1%で乱数76.1%の2発になるがAを28振ることにより地震が49.0%~58.0%で乱数95.3%の2発まであげることが出来た。これにより無振りと思われるパオジアンは全試合で2発にまとめることが出来た。

Sラインは正直振らなくても良かったがSに振っていない=耐久に厚い可能性を考えた時に瞑想痛み分けムンフォよりもカタス+瞑想ムンフォで倒した方が確実のためSに割くことにした

 

 

個体ごとの立ち回りについて
VSハバタクカミ
環境には挑発カミが多く初手カミを多く出されたが、初手のカミに対してはテラスタルを切りながら地震を打ち非ダメで眼鏡かどうか判断しながら立ち回っていく。(地震から入り火力が眼鏡であれば次にステロ、HBであれば地震連打など)
テラスを切った弊害として電磁波を入れられ行動がお祈りになる場面が度々あったのでより良い回答があればもう少し安定する場面があったと思う。

VSパオ
基本テラス地震から。怯まないお祈りとなる。零度は知らない。
初手地震→ステロの流れを基準をして動いていく。

ダメージから鉢巻の場合は地震ステロまで出来れば○

襷なら地震ステロ飛ばしor地震。アンコカイリューやブエナカミを意識するなら飛ばしておいた方が良い場面が多かった様に感じる。

 

VSカイリュー
初手カタスから。渦もキツいし身代わりもキツい。ある程度安定した引き先(HBカイリュー)を選出出来たら引いても良いが不安定対面であった。蹴手繰りも打たれるしアンコールは警戒しなきゃ行けないしでカイリューが悪いと思う。

VS水ウーラ
カタスから。剣舞されたら吹き飛ばし。それ以外はステロで良い。
鉢巻インファを打たれたときだけカタスを打つと裏が半分削れるので良い
蜻蛉から地面枠につながれる動きが一番キツいが毒テラス切っても鉢巻以外はランドやガブの地震を耐えてしまうので耐え

 

最終日1週間前から初手一撃必殺でしばかれた回数5回。
初手カミディンルー対面地面テラバーストが飛んできた回数1回


カイリュー@ゴツメ テラ妖 マルチスケイル

努力値 図太いH244 B124 C4 D4 S132
実数値 (197-x-144-121-121-117)
技構成 エアスラ/電磁波/アンコール/羽休め
調整意図 H:できるだけ高く
     B:余り
     CD:端数
     S:ミラー意識 

最終日前まで地割れヘイラッシャで使っていた枠を最終日に変更。カイリュー、ヤバすぎポケモン
1ヶ月間いろんな配信を見てきた中であきらかに常軌を逸していたポケモンだった為最終日の物理受け枠として採用することを考えており技構成などもそのまま採用
しかし使用者がアホで最終日潜りはじめは努力値が無振りで日付がかわりレート2050まではせいしんりょくカイリューで使っているなどガバガバだった。
31日の午後の試合で麻痺エアスラ7連怯ませくらいで相手のカイリューを突破した試合があってこいつやばいって思った。
テラスはスケショなど意識のフェアリー
本構築の上振れ枠。


ハバタクカミ@ブエナ テラ水 こだいかっせい

努力値 臆病H4 B124 C252 D4 S124
実数値 (131-X-91-187-156-188)
技構成 ムンフォ/シャドボ/瞑想/痛み分け
調整意図 H:痛み分け意識でできるだけ低く
     HB:パオの特化不意打ち耐え
     C:結果的に振り切り
     D:端数
     S:ブエナでSが上がるように調整

本構築のエース枠。ステロと合わせることで抜き範囲はすさまじい他、今回はCを臆病振り切りにしたためかなり火力がでて使っていて楽しかった。特に語ることもなく最強。ただし過労死枠
技構成は後述の理由からムンフォ、瞑想、痛み分けを確定とし、ラストはミラーなど汎用一致打点としてシャドーボールを採用した。

VS赫月ガチグマ(対面)
瞑想→ブラッドムーン→痛み分け→ガチグマ殴り→ムンフォで突破の流れを環境初期から考えておりかなり実現できたところも今回の勝因の一つだと思う。
→痛み分け後のムンフォでなるべく突破出来る様に今回はCを伸ばした。

テラスは汎用的に使える水。
実はチオンやキョジもこの枠で見てたのでギリギリの試合を強いられることが多い。


イーユイ@スカーフ テラ霊 わざわいのたま

努力値 控えめH100 B52 C116 D4 S236
実数値 (143-X-107-187-141-150)
技構成 火炎放射/悪の波動/オーバーヒート/サイコキネシス
調整意図 H:16n-1
                  B:余り
     C:11n
     D:端数
     S:準速ウーラ抜き

スカーフ枠兼サーフゴー牽制枠。今回採用しているカイリューやディンルーはどうしてもサーフゴーに弱くあるため少しでも出てこさせまいとしていた。
少なからず牽制は出来ていたのではないかと思う。
技構成は一致安定打点として放射悪波、火力枠のオバヒとウーラオスへ打つサイコキネシス
オバヒはすぐ外すのでなるべく打たないように立ち回ったりダメ計をしっかりして外しによる負け筋を減らしていた。

個人的にSV一番好きなポケモン枠はイーユイだし今期もイーユイとともに結果が出せて嬉しい。


赫月ガチグマ@チョッキ テラ毒 しんがん

ガチグマ (アカツキ) - ポケモン図鑑 - スカーレット・バイオレット対応版

努力値 控えめH20 B84 C116 D212 S76
実数値 (191-X-151-187-112-82) 
技構成 ブラッドムーン/大地/ハイボ/真空波
調整意図 H:16nー1
             C:11n
                  D:チョッキのため偶数でそこそこ伸ばす
     S:ミラー意識

レギュE やばすぎポケモン筆頭。やばすぎるらしいので採用はしたがやばそうなだけで選出がむずかしかった。技構成はチョッキテンプレ。受け構築とかに適当になげたり、明らかに刺さってそうな時だけなげた。

構築上ガチグマディンルーで強烈なジバコイル牽制は出来ていたと思う
カミのムンフォでCが下がる時が今期生きていた中で一番しょうもなかったとおもう。

耐久効率的にH削ってD回したほうが良いというアドバイスを某チャンネルからもらった。ありがたかった。(ありがとうございます)


イダイトウ♂@タスキ テラ霊 てきおうりょく

【ポケモンSV】イダイトウ(オス)の色違い入手方法【スカーレット・バイオレット】 – 攻略大百科

努力値 意地AS252余りB
実数値(195-180-86-X-95-130)
技構成 ウェブタ/おはかまいり/アクアジェット/高速移動
調整意図 漢のASぶっぱ

構築の物理パワー枠。適応力おはかまいりがバグ性能を誇っており、破壊神となる。
実際に使用しているとキツいやつもいるがテラスタルで相手のタイプを変えさせたりすると途端におはかまいりの一貫が出来たりする点がSVのテラスタルという仕様にあってるのかもしれない。
チオンジェン入りはチオン以外がイダイトウに弱いことが多々あったので通せそうであれば積極的に選出していた。

 

・基本選出

①ディンルー+カミ+イダイトウ 

8割程度この選出となっていた。

 

②ディンルー+カミ@1(イーユイが多い)       

イダイトウが通せないやつがぱっと見2体以上いる場合

 

・選出率
ディンルー>カミ>イダイトウ>イーユイ>カイリュー>赫月ガチグマ

重いポケモン
キノガッサ:2体以上での処理が必要、胞子の一貫もあるため苦しい
・水オーガポン:シンプルにキツい。

カバルドン:こいつが居るときはカミの選出を渋るレベル。使用率がS11では45位だったものの最終日にやっぱり強い人たちは信用してたし使っていた印象。

こいつだけで何戦落としたかわからない。やはり強い。


・ブーツカイリュー:ステロが入らないのでプランが崩壊する

 

そのほかも結構いた気がするけどぱっとでてこないので思いついたら追記

・総括
環境初期ということで固まりきっていない間があったがそうそうに思いついていた軸が最後まで通すことができて本当に良かったと思う。
半年ほどランクマでは胸を張って言えるような結果は出ておらず、最終も4桁常連になっていた中で、インフレシーズンも相まって2100から潜り、2桁確定圏内からさらに潜るという経験を積めたのでその点などはまた今後の糧となると思う。

 

・最後に
11月から少しリアル面が忙しくなる為今までのように時間を割くことは出来ないので結果を出すことが出来て本当に良かった。

 

special thanks

最終日通話に付き合ってくれたり、考察をともにしてくれた身内鯖の野郎共
いつも応援してくださっている皆様